スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

新小説考察3:他作品との相関

エピグラフ~アルタイルまでの3作品は、ドラマCDβ無限遠点のアークライトの世界線を始まりとする物語として展開されました。
アークライトを聴いたことがある人なら、要所要所に盛り込まれた接点を見つけることが出来ます。
しかし、これはあくまでアークライトの世界線を出発点としているだけであって、同一世界線上で物語が展開しているわけではありません。
簡単な相違点を確認してみましょう。

・2011年7月7日の天気が異なる
アークライトでは、7月7日は雨のち曇りです。まゆりは傘を忘れたるかと途中まで帰り、岡部の大学に傘を差して迎えに行きます。まゆりとるかも、今日は七夕なのに織姫と彦星が出会えないことを悲しんでいる描写もあります。
夜になるにつれて徐々に天気が回復し、ラジ館が閉まるくらいには雨は上がっていますが、雲で星は見えません。
アルタイルでは、普段はこの時期は天気に恵まれないが、今年は晴れて今夜には星が見えそうという描写があります。

・鈴羽が起こした警察沙汰
アークライトでは、タイムリミットである7月7日の会話で、鈴羽『こうなったら銃で脅してでも』ダル『半年前にもそれで警察沙汰に~』という会話があります。この半年前の事件は、アルタイル世界線で2011年1月に工事現場で岡部に銃を突きつけた出来事に当たります。しかしアルタイルでは阿万音由季に扮したかがりがいるため、かがりが差出人不明のGPSメールをダルに送ったことで直後にダルが介入し、発砲事件までには至らなかったと予想されます。ついでに言えば、偽由季との接触により、アークライト世界より岡部と鈴羽の関係が改善されているのも発砲に至らなかった原因といえます。

・7日7日の展開が違う
まあ当然といえば当然ですが。簡単な流れとして、
アークライト
 ・まゆりは岡部の大学に迎えに行き途中まで一緒に帰るが、岡部が試験後の飲み会に参加するために去る。
 ・ラボには鈴羽とダル。最後のケーキを食べてまゆりが合流。未来の話を聞く。
 ・岡部の脚を撃ち抜き作戦強行

アルタイル
 ・大学へ迎えに行ったら岡部が既に秋葉原に向かっているため、まゆりがダルへ電話をする。
 ・ラボにはダル、真帆。岡部が来て電話レンジ実験がばれる。鈴羽はタイムマシン。
 ・ストラトフォー襲撃


・ダイバージェンス値の違い
アークライトでは、ダイバージェンス値は1.129848%アルタイルも2036年の描写は1.129848%です。
しかし、その後鈴羽とかがりは1.130426%の1975年、1998年を経由し1.130205%の2010年へ移動します。
つまり、メインの舞台は紅莉栖ルートと同値である1.130205%ということになります。
さて、ここでβ世界線で複雑に絡み合った世界線相関図を見てみましょう。

time-travel16

結構ごちゃごちゃしていますが、本編、アークライト、新小説3部の計5作品の世界線推移を1つにまとめてみました。
ダイバージェンスは確認できるタイミングで条件を満たすことを前提にそれぞれの出来事があった世界線をまとめています。
確認できるタイミングは、
・ゲーム基準でのダイバージェンスが表示されるタイミング(世界線移動時のエフェクト)
・アークライトにおけるトラックタイトル名 ※例えば1.130205→1.130212へ切り替わるタイミングは、鈴羽とまゆりが現れたときではなく、ビンタした瞬間に切り替え。
・エピグラフにおける表示(他ではあえて切り替わっても数値は伏せられている)

そして、それ以外では起こった出来事に矛盾のないものは極力統合しています。

青い線が本編を中心とした関わりが強い推移※一部他に属さないものも青で表示
緑の線アークライトに関わる推移、赤い線アルタイル系に関わる推移です。
1.130426%2000年問題に関わる出来事は世界線単位で統合されるかもしれませんが深くは突っ込まないようにします。

おまけ
C203はなぜC204になるのか?
今回の小説から解釈できる一例を挙げてみます。
まず、β世界線での基本のタイムマシンの型はC203です。αでFG204でSGでOR204だからといって、βも204であるとは限りません。しかし、まゆりが2011年にβ世界線から消失したことにより岡部がタイムマシン研究をする動機ができ、紅莉栖のHDを鈴羽から受け取ったことにより知識面でのアドバンテージが加わります。それにより、本来2025年ではまだ造れるはずのないタイムマシンの試作型C193が完成します。そのため、他の世界線よりも開発ガジェット数が1つ増えたことにより番号が押し出され、C204になったと考えられます。
スポンサーサイト
[ 2014/01/22 01:57 ] 新小説3部作 | TB(0) | CM(0)

新小説考察2:アルタイル世界線推移

図での説明は後日。
キャラクター画像を受け取ったら更新します。


新小説3部作(以下まとめてアルタイル)において、数値は表示されないながらも世界線は度々移動しています。それにより、未来や過去の出来事もわずかながらに変化しています。その変化のなかには、人の生死に関わるものも多々含まれます。今回は、アルタイルに関連する世界線の推移と、それらの世界線の違いを考察してみます。

まゆりの世界に与える影響

アルタイルの終盤で、まゆりは世界線によっては死亡します。
これは、『β世界線はまゆりの死なない世界線』という当初の考えに矛盾しそうですが、それはあくまで岡部の知る限りの情報から得た間接的な解釈であり、実際は『まゆりの生死が収束に引っ掛からない世界線』だったということでしょう。
正確には、細かな世界線単位ではもちろんその世界線の収束は働きますが、β世界線群というアトラクタフィールド単位では収束していないということです。αにおけるフェイリスパパのような感じですね。
そんなまゆりですが、登場人物周辺の未来には影響力を強く持ちます。例えば、通常なら彼女を強盗から守った岡部と死に別れ、鈴羽の世話をしたり、かがりを引き取り、育てて過去へ送り出したりといった行動をとります。しかし2011年でリタイアすると、岡部はタイムマシン研究を始め鈴羽はまゆりに出会わずかがりは孤児院から引き取られず過去へいくこともない。そのため、一見同じ世界線に見えても未来が異なる別世界線ということも多々あるのです。

アルタイル世界線推移

大まかにアルタイル作品内での世界線推移を見てみましょう。
まず、スタート位置である鈴羽とかがりの元いた世界(A)があります。そこからエピグラフ岡部にとってのスタート世界(A´)の1975年へ跳びIBNを回収、1998年で2000年問題修正失敗(IBN破壊、端末はかがりに奪われる)のため変動はせず、そのままA´の2010年へ
2010年12月にロシア実験によりソ連世界(B)へ移動し、2011年1月に世界線A´´へ帰還
2011年7月7日にまゆりがアークライトを思いつきタイターメールを受け取る世界Cへ移動
世界線Cはまゆりと鈴羽、かがりが死亡及び2011年に開戦するため、タイムリープにより世界線C´へ移動
世界線C´まゆりと鈴羽が跳躍成功し、まゆり視点では鳳凰院凶真復活世界(D)へかがりは生存、開戦はまだしない世界岡部は執念さんとなり、タイターメールと執念メールを送りオペレーションアルタイルの為に世界線D?へ跳躍
単純に考えただけでこれだけの変動が起きています。
´(ダッシュ)は同一世界の可能性と、描かれてない部分で違いがある可能性の両方を内包しています。

かがりの希少性

アルタイルオリジナルの椎名かがりですが、彼女は2010年に存在するには条件が厳しく、希少な存在と言えます。
まず彼女のプロフィールをおさらいしてみましょう。

2026年:誕生
202X年:幼いうちに東京大空襲により両親死亡。
202X年:施設へ預けられまゆりに引き取られる。
2032年:椎名姓に。この時点で教授の洗脳進行中。
2036年:戸籍上10歳となり、鈴羽とともに過去へ。
1975年:IBN回収。
1998年:IBN破壊。未来端末奪取。
1998年~2010年:12年間を、教授に接触しつつ過ごして阿万音由季と同じ22歳(大学4回生)となる。


こうして改めてみると阿万音由季とちゃんと同じ年なのね。
さて、この中で重要なのは年齢そのものではなく、誕生からの数年間です。彼女は2026年に本来の両親の元で誕生し、遅くとも2032年までには東京大空襲を体験し、まゆりに引き取られなければなりません。そうしないと、例えかがりという人間は存在していても『椎名かがり』と言う名前の少女は現れなくなります
元の世界線Aやその派生のならば問題ないが、ソ連世界Bでは開戦が早まり2010年時点で東京は空襲されて壊滅しています。かがりの両親がその空襲で死んでいたらかがりは誕生せず、生きていたとしたら別の理由で死に別れる可能性はありますが、少なくとも『東京大空襲のPTSD治療』という名目の教授洗脳の記憶を持つかがりとは別の存在となりそうですね。
この世界線Bで興味深いのは、阿万音由季がすでにダルと付き合っているということです。
ダルと由季の出会いは、コミケというだけで、それが何年のコミケであるかは世界線により異なるため、既に付き合っていること自体は驚くことではありません。
exp)
ヴァルハラ世界線では2011年12月29日の冬コミ初日で初対面
だーりん世界線では2010年8月17日の夏コミ最終日で初対面
フェノグラム(絢爛仮想のファムファタール)では2010年8月15日の夏コミ初日で初対面
SG世界線(劇場版)では2011年夏の時点でチャットでのみ面識あり


しかし、アルタイルではかがりが由季に成り済まし、本物の由季は教授の手回しで海外留学しています。いくらダルに惚れていたとはいえ、本物の由季を押し退けてかがりはダルと付き合うだろうか。敵対したとはいえ敬愛する鈴羽を消し去るような真似を。
ここで考えられるのは、ソ連の存在によりロシア世界線に比べて海外留学が制限されていたか、かがりが存在しないために教授の手回し自体がなかった可能性です。つまり、ソ連世界Bだけは本物の阿万音由季である可能性が浮上する。

※2016.3発売のシュタゲゼロ資料集にて、ソ連世界線の由季もかがりのなりすましであり、車内での岡部の尋問の内容をリアルタイムで米軍に流し、それにより米軍が急遽岡部を確保。更にソ連側のタイムマシンでの世界線改変をRS予備軍の供述から推測し、アメリカ側のタイムマシンで修正したことにより世界線が変動したとのこと。

time-travel15

世界線Cは、まゆりが2011年に舞台から退場するため、かがりを引き取ることが出来ないので、かがりは過去に跳ぶことがない。そのうえ世界線C´大人かがりが生き残っている以上、幼い自分に同じ道を歩ませはしないだろう。
しかし、それでもその世界線上には『椎名かがり』が存在する。Cの未来由来の椎名かがりは存在できない以上、この椎名かがりは世界線Aの未来から世界線Cに跳んだ存在である。その世界の未来で存在しなくても、近い世界なら他の世界線の未来から来た存在として祖父のパラドックスを回避できるということでしょう。

世界線Cでは存在できてソ連世界では存在できないのは、世界線Aとは厳密にはアトラクタフィールド的に離れた世界であるがゆえに、過去世界の情報の齟齬が大きく存在できなかった、あるいは未来から現れるタイムマシンの候補が無数にあるうちの最も近い可能性として、タイムマシンA(A鈴羽とAかがり)よりもタイムマシンB(B鈴羽のみ)を引き寄せられていた可能性があります。

上記のことから、『椎名かがり』の存在が如何に限定的な存在かが理解できる
[ 2013/12/17 22:01 ] 新小説3部作 | TB(0) | CM(0)

新小説考察1:勢力図と萌郁の行動

新作小説3部作には、様々な勢力が入り乱れて存在しています。
今回は考察というよりも、それらを一度整理してみましょう。

本作品では、大まかに分けて6つの勢力が登場します。
1、未来ガジェット(FG)研究所(未来ではワルキューレ)
説明不要。岡部を筆頭としたラボメン達とその関係者が所属
岡部・まゆり・ダル・るか・フェイリス・鈴羽のほか、比屋定・フブキ・カエデ・由季も便宜上ここに配置。

2、日本自衛隊(軍)及び政府
ソ連世界では下山という男が登場しますが、通常世界では不明です。しかし性質は変わらないと思われますので、とりあえず概要だけをまとめます。
基本は現実世界の日本と同じです。アメリカと共同で母国を守ります
しかし、戦時下においては否応でもアメリカの影響を受けざるを得ない、立場の弱い存在といえます。
鈴羽も未来では最初は政府軍に所属しています(エピグラフ参照)。しかしソ連世界のようにアメリカの要請を受ければ逆らえず、戦後においてはワルキューレのタイムマシンを脅威とみなし、敵対関係にあります
未来の教授の洗脳チームも政府軍と協力体制にあるようです。

3、SERN
FBと萌郁(M4)、フルフェイスライダースーツの女等が所属。
目的は紅莉栖論文の原型を得て、自分達の研究を完成に近づけること。α世界線と違いタイムマシンの情報が世界中に存在するβ世界線では、紅莉栖論文を失ったFG研究所には必要以上の接触をする必要がないため、追撃を受けずにすんでいます。

4、ロシア
タイムマシン研究において優位に立っている国家。
特殊部隊の目的は、自国以外のタイムマシン研究の妨害。つまり紅莉栖論文の原型の破壊

5、アメリカ(CIA)
アメリカはタイムマシン研究においては日本同様に出遅れています。
よって、ソ連世界では強引に日本政府から岡部を回収しようとしたり、紅莉栖の実家にCIAを派遣したりと、情報収集に躍起になっています。

6、ストラテジック・フォーカス社(STRATEGIC FOCUS)
アメリカの民間情報機関。通称ストラトフォー。現実世界のストラテジック・フォーカスティング有限会社(Strategic Forecasting)という会社がモデル。
脳科学研究所のレスキネン教授や精神生理学研究所のジュディ・レイエス教授(こちらはCIA側の可能性もあるが)のほか、椎名かがりが所属。
目的がほぼディストピアに近い(SERNのそれよりは規制がゆるいが)。そのため、もしかしたらα世界線でのSERNの洗脳係も、ディストピアに共感したレスキネン教授の可能性もある。AI君島コウが居れば必要はないが。
タイムマシンの情報を抑止力として平等にばら撒こうとしているため、アメリカ政府とは別勢力とみなす。

最初に岡部やレスキネン達を襲撃したオカルト教団男の本当の所属は不明です。レスキネンが本気でビビッて居たためストラトフォーではないと思われますが、SERNかロシア、若しくは襲撃までの行動が早いことを考えると、アマデウスを事前に知っていた精神生理学研究所とかも考えられますね。

さて、整理できたところで、1週目読んだときに疑問に思った点について考察していきます。

ずばり、終盤のラジ館屋上で、萌郁が現れたのは何故か?
萌郁はFBの命令によってのみ動きます。では、FBがラジ館屋上へ行くよう命令したのか?
確かにタイムマシンもある場所なので、SERNが情報をつかめばありえる話ではありますが、萌郁1人で向かわせるのは考えにくい。
答えのヒントは、萌郁の携帯にあります。くすんだシルバーメタリックの古い携帯
これを渡したのは誰でしょうか?同じラウンダーの女です。萌郁に物資を届け(アルタイル)、岡部襲撃時(パンドラ)にも参加していました。
FBからすれば、紅莉栖のPCの奪取に失敗した時点で萌郁は用済み。そのためFBは本編同様に萌郁への連絡を絶ちました。そこを利用して携帯を変えさせ、偽FBからの指令が届くようになった可能性があります

ではその偽FBは誰か?
岡部は萌郁かがりと間違えます。それはフルフェイスで顔が見えないが、服装(ライダースーツ)が一緒だからです。
そしてラウンダー女萌郁と同じくライダースーツ、襲撃時にはヘルメットも付けています。
つまり、ラウンダーとしてかがりが萌郁に接触し、自前の携帯を渡してFBを装って萌郁を利用したと考えられます。

そう考えると、ダルの裏バイト先襲撃時の複数勢力の集中もある程度説明がつきます。
まず、かがりはストラトフォーの所属ながら、ラウンダーにもスパイのために籍を置きました。そして萌郁達ラウンダーが紅莉栖PC奪取に行動する情報を入手し、レスキネンに伝えます。
レスキネン紅莉栖PCごと岡部たちを保護するために、SERNよりも先にダルの裏バイト先にストラトフォーの部隊を送り込みます(アルタイルの教授本人の供述)。
それを予想外にもダル達に気付かれ脱出されてしまいます。かがりは、いざというときに紅莉栖PCを確保できるように保険としてラウンダーと合流していたのだと思われます。
[ 2013/11/15 23:48 ] 新小説3部作 | TB(0) | CM(0)





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。