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本ブログについて

本ブログは、科学アドベンチャーゲームシリーズSteins;Gate(シュタインズゲート)の設定について考察するブログです。

もちろんネタばれは避けられないため、シュタゲ本編のアニメやゲーム、映画を鑑賞・プレイした上での参照を推奨しています。

各キャラクターの心情や関係についてふれてしまうと、それぞれの趣向により賛否がわかれるため、あくまで設定や世界観に対する考察として進めていきたいと思います。
もちろん私個人の思いつく限りの考察ですので、もっと矛盾の無い考察や、別の解釈が存在すると思いますが、それらを否定するものではなく、あくまで解釈の1つとして受け取っていただけたら幸いです。

このブログでの考察の目的は、公式の設定に矛盾しないことを第一とし、公式の隙間を埋めて、各種疑問の解決を主目的とします。
一応本ブログでの公式の枠組みとしては、林直孝さん(原作シナリオライター)が書いたものを公式として扱います。その他にも公式監修の物は多々ありますが、シナリオライターが変わるとどうしても設定矛盾が膨大になってしまうので。
また、考察の中に分かりやすい比較として盛り込むことはありますが、あくまで比較や補足が目的であり、優先順位は公式作品が最上位とします。
さらに、特に好きな作品は公式以外でも特別枠で考察することがあるかと思いますが、あくまでその考察はその作品内の限定考察として扱います。

ちなみにタイトルのトートエクスペリメント(thought experiment)思考実験の意です。
[ 2019/04/29 23:00 ] 未分類 | TB(0) | CM(3)

考察一覧

itiran

大まかな分類ですので各作品にまたがって記載しているものもあります。
執筆順ではありません。


Steins;Gate 0考察1:世界線移動図
Steins;Gate 0考察2:勢力図と襲撃者
Steins;Gate 0考察3:小説版との比較
Steins;Gate0考察4:世界線変動理由について
Steins;Gate0考察4:世界線変動理由について(後編)

モザイシズム考察1:世界線及び時間推移
モザイシズム考察2:設定、出来事の違い
モザイシズム考察3:その他の気になる点

新小説考察1:勢力図と萌郁の行動
新小説考察2:アルタイル世界線推移
新小説考察3:他作品との相関

劇場版考察1:リーディングシュタイナーとは何なのか?
   劇場版考察7:続・リーディングシュタイナーとは?【紅莉栖の思考実験】
劇場版考察2:記憶改変による影響
劇場版考察3:アクティブ世界線について
劇場版考察4:岡部が消えた理由について
劇場版考察5:岡部が消えた理由について(後編)
劇場版考察6:観測者とは

PDFファイル
劇場版設定考察論文 必要部分だけを論文形式に再編集して監督に提出したもの

本編考察1:SG線なのに大檜山ビルにラボがある理由
   討論1:SG線の過去に橋田鈴は存在できるか?(前半)
   討論2:SG線の過去に橋田鈴は存在できるか?(後半)
本編考察2:7000万年前
本編考察3:ダイバージェンスがずれないのは何故?
本編考察4:執念さんの記憶は上書きされるのか?New

考察の墓場1:劇場版紅莉栖とショタリン

劇場版情報現状まとめ&一部感想

へっぽこ物理学:10^-24kgと10^-19mとは
   へっぽこ物理学:10^-24kgと10^-19mとは(後編)

Steins;GateでBINGO
[ 2017/03/12 00:07 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

本編考察4:執念さんの記憶は上書きされるのか?

この記事ではシュタゲゼロのネタバレも含みますので、未プレイの方はご注意ください。

執念さんは2025年にムービーメールを作成し、2010年7/28にDメールとして送信します(以降MDM)。
このMDMは、本編開始時の1.1304261.130205では砂嵐のメールとして受信し、紅莉栖を救出するために再度立ち上がる1.130212でのみ内容のあるメールとして存在します。
では、このMDMを送信した瞬間、執念さんの視点で世界線変動が起こり、RSの発動によってSG世界線の2025年において記憶が執念さんのものに上書きされてしまうのでしょうか?
2025年以降のSG世界線の岡部を取り扱った公式作品がないため、執念さんが記憶の主導権を握っても矛盾は起こりませんが、折角なので本編岡部が幸せに過ごすためにも、執念さんの記憶が上書きされない理由を考えて見ましょう。

まずおさらいとして、世界線変動とRSについて確認です。
世界線変動は、何らかのアクションによって過去~未来が変更されることによって起こります。
RSの発動や記憶改変は、その規模が収束範囲を超えた場合に発動します。
つまり微細な変動で、いずれ収束する程度の変動ではRSは発動しません

では、執念さんのMDMはどの程度世界線変動させたのでしょうか?

・微細変動だった場合
私が推奨するのはこちらの考えです。
シュタゲロで執念さんがMDMを送った際に、RSが発動している描写がないことも理由のひとつですが、それ以外にも以下の理由があります。

2010年に岡部がオペレーションスクルドを実現させるまでに、未来からの干渉で必要なフラグは3つあります。
1、オペレーションアークライトを完遂すること
2、MDMを送ること
3、MDMの受信を知った鈴羽が2036年から跳躍すること


1は鳳凰院凶真を復活させるために必要な条件ですが、これだけでは立ち直ったとしても紅莉栖を救う方法が分かりません。
2は紅莉栖を救う方法を2010年の岡部に理解させるために必要な条件です。この時点で条件1が過去に達成され、鈴羽も過去に存在しているため全ての条件が達成されているように見えますが、この鈴羽はMDMについて知らない世界線由来の鈴羽です。
条件3を満たすためには、このあと2036年にMDMについて知らされた鈴羽が過去にとび、過去の鈴羽の存在を上書きしなければなりません。
よって、未来時点での大きな世界線変動点は2036年に鈴羽がタイムマシンで跳躍した瞬間だと推測されます。
この時点で執念さんはオペレーションアルタイルによって2025年時点で過去に跳んでいます
その後執念さんが失敗して消滅、もしくは岡部が生きる時代よりも過去で生活し、生涯を終えれば執念さんはRSを発動することなく、後に生まれる本編岡部にバトンタッチできます。

余談ですが、まゆりに関してはかがりと出会う2026年には存在していた方が都合がいいので、2011年に返してまゆりが無事帰還するように世界線変動させるか、或いは年老いても若く見えていたことを利用して18歳のまま2025年に送り届けるのも可能だと思われます。
鈴羽は偽名でも使ってダルとの接触を避けるか、1975年に置いて橋田鈴にでもなってもらいましょうか。

・大きく変動した場合
2025年から送信した瞬間、執念さんの記憶は1.129954'(シュタゲロにおけるアークライト発案世界線。実際には発案時に変動しているため、1.13%台に入っている可能性がある)から、SG線ではなく1.130212に上書きされます
2010年8月に岡部が過去に再び跳んだという事実は追加された世界線の未来ではありますが、その岡部の跳躍先の世界線でオペレーションスクルドが機能したかどうかは本来この世界線の未来にとっては無関係です。
その場合、MDMを送信する理自体は消えていないので送信・受信履歴共に存在し、2010年にチャレンジした回数の記憶が周囲で改変された状態に落ち着きます。
その後は、上記同様オペレーションアルタイルによって執念さんがいなくなれば、執念さんの記憶がSGに上書きされることなく本編岡部に主人公引継ぎ完了です。
[ 2016/01/27 21:12 ] 本編 | TB(0) | CM(14)

Steins;Gate0考察4:世界線変動理由について(後編)

time-travel19

分岐点④
中鉢は亡命する際に紙媒体のオリジナル論文を持っていたため、それをロシアが入手し、世界各国へのフェイクに作成されたのが劣化版中鉢論文です。この時点で紅莉栖のハードディスクは真帆の手に、アマデウスの記憶領域は未解析、SERNはゼリーマン以上のことができないことを考えると、過去へ干渉できるのはこの時点ではロシアだけとなります。
よって、中鉢論文のオリジナル(紅莉栖論文)を手にしたロシアによる実験の結果による変動です。
岡部の推測どおり、ソ連が解体されなかったifの歴史を試そうとしたと思われます。
ソ連がロシアよりも好戦的であったためかは分かりませんが、世界大戦が2010.12時点で既に始まっており、ダルと由季の交際も前倒しで始まっているようです。
この世界線ではかがりが岡部たちに関わっていない、もしくは存在していないため、登場する由季は本物の由季です。
※2016.3発売のシュタゲゼロ資料集にて、ソ連世界線の由季もかがりのなりすましであり、車内での岡部の尋問の内容をリアルタイムで米軍に流し、それにより米軍が急遽岡部を確保。したとのこと。

日本は半壊状態のため、沖縄に臨時政府を置き、米軍の保護という名の半支配状態です。
下山に代表される日本自衛隊はFG研究所のタイムマシン技術に関する情報を得るために岡部を沖縄まで護送しますが、米軍もそのことをつかんでおり、直前でハモンド率いる米軍に下山は殺されてしまいます。
このとき、アマデウスが米軍の手に渡っているため、ストラトフォーが協力関係にあるのか、レイエスがアマデウスを奪取していると思われます。

分岐点⑤
ソ連世界線からの帰還です。
ロシアによる世界線変動そのものの記憶はロシアの技術者にはないと思われますが、ソ連内のRS予備軍の証言から、ペレストロイカが起こるように改変をしなおしたと思われます。
※2016.3発売のシュタゲゼロ資料集にて、かがり経由で得た情報とあわせ、ソ連側のタイムマシンでの世界線改変をRS予備軍の供述から推測し、アメリカ側のタイムマシンで修正したことにより世界線が変動したとのこと。

分岐点⑥
間接的なトリガーは、ダルの隠れ家でアマデウスの着信を取るか否か

・着信をとった場合
取ってしまったことによるレスキネン側への情報漏えいと、アマ紅莉栖の情報から危険を察知した岡部がストラトフォーがビルに到着する前に撤収したことにより紅莉栖ハードディスクの破壊が各勢力に確認されなかったことです(岡部の手により処分されてはいます)。結果、岡部が何か情報を握っていることを察知したレスキネンが岡部をマークするようになり、アマデウスのテスターを続けさせて情報を引き出そうとします
その後真帆が教授の洗脳にかかり、岡部から情報を引き出すことが直接のトリガーとなります。

・着信を取らなかった場合
ハードディスク以外に岡部が情報を持っていることは悟られず、ハードディスク(実際にはダルが用意したフェイク)がロシア軍により破壊された後は、アマデウスのテスターを外れたことからも分かるように特別マークはされていません。
アメリカの研究室でレイエスが苛立ってレスキネンに詰め寄ることもなくなっているため、偶然真帆が現場を除いて洗脳されることもありません
レスキネンによるアマデウスの解析時に、アマ紅莉栖も知らないタイムマシンの位置が特定されたことから、真帆デウスの記憶更新自体はこの世界線でも行われていると考えられます。※小説版ではレイエスとレスキネンの研究室での接触はありますが真帆は会話を聞かずに去っています。

分岐点⑦
まゆりがオペレーションアークライトを思いついたことにより、未来ダルによってムービーメールが作成される世界線へ変動yします。
その後の世界線の展開自体は岡部のタイムリープの前後で収束範囲内の変化があります。

交差座標のスターダスト
この世界線はアルタイル世界線の直接の未来ではなく、その後世界線が変動しています。
小説版と違い、シュタゲゼロのアルタイルの最後では萌郁にかがりが撃たれ(資料集によると死亡のようです)ているのに生存していたり、整形したかがりが整形前の大人の状態でいるのもそのためです。
[ 2016/01/19 21:47 ] シュタゲロ | TB(0) | CM(0)

Steins;Gate0考察4:世界線変動理由について

time-travel19

世界線が大きく変わるのは作中では上記7箇所のタイミングです。
④⑤⑦は小説版に近く、新規追加の⑥もそこまで世界線が変動するトリガーと探るのは難しいものではないですが、問題は①~③。
何しろ変動前後の状況から、関連する要素を推測することしかできません。
岡部は作中にて、紅莉栖の記憶を持つかがり・アマデウス・論文入りのハードディスクの所有者によって世界線が変動すると推測しています。正確には、その所有者が変わることによって、未来から現状の世界線の過去への影響を与えていたファクターが失われ、且つ変わったことにより、世界線が変動しています。
本編でのSERNに捕捉されたDメール問題と同様の現象ですね。※2010年のDメールを未来でSERNが捕捉→未来から過去のSERNへ、FG研究所をマークするように干渉。捕捉される前にDメールを消すことで未来から干渉される因果を解消。
例えば1.053649未来からの干渉無しに存在していた世界線であった場合、分岐点③でかがりの記憶を上書きして紅莉栖の記憶を除去したとしても、世界線は変動してもその時間からの分岐になるため、そのままラボを囲んでいたストラトフォーも消滅せず、記憶無しのかがりを連れ去られます
以上を踏まえた上で、各分岐点を考察していきましょう。

分岐点①
最初に断っておきますが、現状手詰まりです。
変動トリガーは、スマホの電源を切ったか否か
電源を切る事で変わるのは、アマデウスの着信を受けられないこと、それによるGPS追跡がないこと、タイムリープの着信を受けられないこと。※DメールやDラインは仮に送られてきたとしても電源を入れれば受信できる。
しかし正直どれも直接的な可能性は低いと思われます。
世界線が変動しない双対福音プロトコル~へ続くルートにおいて、直近でアマデウスと連絡を取らず、着信もありません。せいぜい条件を満たしたあとでDラインが届くくらいです。

では少し視点を変えて、変動前後で大きく違う点を整理してみましょう。
変動しない1.129848では、一方的に会話を終了した後着信に出ても『なんでもない』と返して謝罪はせず、以降アマデウスと距離を置き、テスターの辞退を申し入れています。
また、由季はかがりが入れ替わるために教授の手配で海外留学中で、かがりが入れ替わっています。

変動した1.064750では、一方的に会話を終了した後のそっけない会話が謝罪に変更されていたようで、テスターの辞退をせずに経過報告で済ませています。ちなみに電源を切るタイミングはそっけない会話をする前後で2回タイミングがありますが、結果は同じ。
また、変動前に電源を切っていたはずのスマホは変動直後には電源が入っており、1.064750では謝罪をした後電源を切っていなかったと思われます。
かがりは紅莉栖の記憶の器として実験され、由季は本物の由季です。

岡部のアマデウス紅莉栖に対する姿勢や意識の違いがどこまで影響するのか、精神論になるとこれ以上推測は難しくなります。
かがりに関してはどちらの世界線においても元の存在は1.129848の未来にレスキネンから洗脳を受けている存在で変更はないと思われます。1998年以降に、レスキネンか、レイエスの方針の変更により、かがりの利用方法が変わっていると思われますが、岡部から状況が離れすぎていて現在の情報ではこれ以上のつながりを推測することはできません
現状予測できるのは、電源を切らなくてもその後変動ポイントを過ぎるまでにスマホを使う機会はなく、2回目のアマデウスとの会話まで聞いたあとで電源を落とした場合と全ての行動が同じである点と、電源を切っても変動後にスマホの電源が入っている点を考えると、岡部のスマホはトリガーではなく、lソ連世界への変動のようにまったくの第三者がトリガーを握っている可能性が高いということくらいでしょうか。

分岐点②
α世界線が出てくるため、人によっては一番気になるのではないでしょうか。
分岐要因は、乗っ取られたアマデウスの着信に出たか否か
しかもそのどちらでも変動が起こります。つまり、変動トリガーは別にあります。
キーとなるのは、直前にレイエス達によってアマデウスが乗っ取られていること。
そして、アマデウス紅莉栖(以降アマ紅莉栖)が助けを求めたということ。
この場合、アマ紅莉栖の記憶領域がレイエスの手に落ちたのではないかと予想されます。
アマ紅莉栖は、他のルートでも分かるとおりある種の自衛を行います。アルタイルルートでは、岡部がテスターの役目を終えて連絡手段を断たれていたために、@ちゃんねるを通じて警告を行いました。
変動のタイミングがアマデウスが乗っ取られた直後や、かがりの襲撃失敗時ではなく、アマ紅莉栖の着信のタイミングで変動をしたということは、直接の変動トリガーはアマ紅莉栖の記憶領域の管理者なのではないでしょうか。
世界線変動前から分かるのはこのくらいでしょうか。

しかし、まだ着信を受けた状況と受けない状況とで、どのようにしてあのような世界線の変動が起こったのかは不明なままです。
では視点を変えて、変動後の世界から考えて見ましょう。
・着信を取った0.571082の場合。
いわゆるSERNに支配されたα世界線です。ちなみに一番近い世界線数値は、本編でβ世界線へ戻る直前の0.571046
この世界線では、エシュロンのDメールを削除する選択をしなかったと思われます。
もうひとつの可能性としては、Dメールは削除されているが、その後アマデウスがSERNの手に落ちたのか。
まゆりの死因が明かされていないので推測しかできませんが、紅莉栖・岡部・ダルの3人がある程度自由に行動していられることを考えると、ラウンダーの襲撃はこの世界では受けていないのかもしれません。
もうひとつヒントとなるのが、紅莉栖が世界線を変動させる際にDメールを送ったという点です。
まず考えられるのは本編同様にエシュロン内のDメールを削除させるためのメール。その場合の送り先は2010年8月に、内容は中止したハッキングを再開させることでしょうか。
次に考えられるのは、2010年の夏にアマデウスを凍結させるためのメール。手法は不明ですが、0.571082から移動先の1.053649ではアマデウスが凍結されています。アマデウスが原因でα世界線に変動したのであればこれも考えられます

・着信を取らなかった1.081163(存在証明のオートマトン)の場合
米軍の方針が変わったのか、ターゲットがかがりから真帆に切り替わっています
かがりは前世界線である1.064750と同様の記憶喪失で、記憶データがあれば紅莉栖の記憶の器としては機能しますが、レイエスやレスキネンに居場所を察知されていないため、アマデウスもハッキングされておらず、襲撃は受けていません
かがりが補足されていない理由は、この世界線では正月パーティーの代わりに柳林神社で新年会が行われたため、神社の外で着替えが終わったかがりとレイエス達が遭遇することがなく、その後すぐに岩手へ家族探しに向かっているためだと推測されます。
その新年会のタイミングで和光市のオフィスでガス漏れ、翌日1/2の朝に真帆のホテルが荒らされています。
その後フェイリス宅に世話になり、1/3のインタビューや1/4のオフィスの電機大への移転、1/5の真帆の襲撃へと繋がります。
この世界線の数値は1.081163と、リナシメント世界線と同じ数値となっていますが、起こる展開の差が大きいため、まったく関連はないと思われます。
特に大きく違うのは、1/5にレスキネンがレイエスに殺され、アマデウスも記憶データごと完全消去され、その後真帆も帰国している点です。リナシメントでは1/31に岡部の記憶をアマデウスに移植し、少なくとも2/5のかがり誘拐まで紅莉栖の記憶データは存在していなければならないので、これらの世界線が同一だとするといろいろと不都合が出てきます。
リナシメントの地下の死体の中にレスキネンが混じっていたとすれば、レスキネン・アマデウスがなくなり、レイエスが失脚すると言う点では最終的には収束していますが。

分岐点③
ストラトフォーの襲撃中にかがりの記憶の上書きをするタイミングでの分岐です。
岡部が自発的に行うか、かがりが自分で行うかでそれぞれ異なる世界線へ分岐します。
・躊躇してかがりが取った相互再帰のマザーグース(1.064756)の場合
直前のストラトフォーの襲撃がなかったことになり、元の1.064756に近い世界線です。
ここで重要なのが、かがりの記憶で紅莉栖の記憶を削除した世界線へ移動せず、もともと紅莉栖の記憶が入らず記憶喪失状態になった状態へ戻っているということ。
つまり、1.053649は、かがりの中の紅莉栖の記憶由来の情報が未来から過去へ干渉することにより成り立っていた世界線であるといえます。
また、直前の世界線でアマデウスが存在しなかったためあまり触れられていませんが、この世界線でも岡部の携帯にアマデウスのアプリは見当たりません。真帆は既に帰国しているのか、この世界線ではこれ以降は登場しないため、テスターが終了して削除したのか、もともと凍結されていて存在していないのか、この世界線でもハッキングがあって削除したのかは不明です。
1/1の襲撃に関しても触れられていないため、この世界線上でもレイエスに襲撃されていたのかは不明です。唯一手がかりとなるのは、鈴羽がブラウン管工房でバイトをしていること。しかし、ボディガード契約が生きているのか、収束により別な理由でバイトをしているのかは不明です。
この世界線では2011.7.7にかがりが鈴羽と共に過去に跳躍しますので、アルタイルでのまゆりと鈴羽の跳躍とは別の世界線に漂着する可能性があります。

・着信を自発的に岡部が取った盟誓のリナシメント(1.081163)の場合
かがりの記憶は紅莉栖の記憶が入っていないことを除けば、二律背反のデュアル1.053649と同様に幼少期の記憶を持った状態の記憶喪失です。1/15のストラトフォー襲撃に関しては言及されていませんが、無事に解放されるとも思えないので、この世界線でも襲撃自体がなかったことになっていると思われます。
アマデウスは存在し、1月末には岡部の記憶データの抽出が行われています。
順当に行けば、岡部は1/15にこの世界線へ移動し、その後アマデウスに記憶を抽出されているはずですが、プレイヤー視点ではアマデウスを経由して2036.3.7の肉体に記憶がロード(実際にはその数日前にロード)されます。
このとき、本来であれば1/15までのデュアル世界線の記憶と、1月末までのリナシメント世界線の記憶がアマデウス内に記録され、2036年で目覚めたときも同様に1月末までの記憶を所持しているはずですが、何故か岡部は1/15までの記憶しか所持していません
もしアマデウスの記憶収集が1月末ではなく1/15以前に行われていたなら、もともとのRSからの着地点が直接アマデウスだったと仮定できるのですが。
2036年から2011.1.31にタイムリープした後、2/5にかがりが誘拐されレイエスと対峙、紅莉栖の記憶データの消去とレイエスの廃人化を経て、2011.12.18にDラインが送られます。元々の2036年の世界では紅莉栖の記憶データ消去などは起こっていないため、タイムリープによって既に世界線も変動している可能性はあります。

分岐点④以降は後編へ。
[ 2015/12/29 01:23 ] シュタゲロ | TB(0) | CM(17)





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